てぬふん 手拭いでも良し・褌でも良し
この度、自社製藍染め生地で ”てぬふん” なるものを作りました。
要するに手拭いでも良し・自社製の藍紐を通して褌にしても良しというすぐれものです。
さてさてある日、自社で制作している藍染めの生地、いろいろな生地がありますが、
作っている本人が常に身に着けて肌感覚で、生地の特性を感じ取るにはどうしたら良いのか???
と考え偶然 ”てぬふん” というところに行きつきました。
いざ身に着けてみると遠州産地の木綿に藍染めを施した自社の生地がすこぶる心地よく、
これはいっそのこと商品化しようと思い立ち、どうせ作るならサイズも布地もバラバラで100枚ほど、
勿論自社の生地を使い夜な夜なコツコツ制作した次第でございます。
てぬふん” は未加工の生地で制作し、後加工で糊落としと洗濯仕上げを施して、自然な風合いに仕上げてあります。
紐は藍染めの双糸を柔らかく組紐にして、更にネットに入て洗濯加工を施してあり、柔らかく丈夫な紐に仕上げてあります。
とにかく拘りの ”てぬふん” お試しあれ・・・(笑)
制作工程、1 織
藍染めで先染めされた糸を織ります。
制作工程、2 縫製
裁断して縫っていきます。
制作工程、3 糊落し洗濯加工
縫い終わった製品は、糊落としをして更に洗濯加工を施し、柔かく自然な風合いに仕上げ、天日干しします。
制作工程、4 藍紐作り
藍染めされた双糸を組紐機でゆっくり柔らかく編んでいきます。
制作工程、5 藍紐の糊落とし洗濯加工
組紐機で編み上がった紐を、綛状にしてネットに入れ洗濯加工を施し、更に柔らかく仕上げます。
仕上がった手拭いに藍紐を通すと褌になります。