202  優駿作務衣 後姿

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優駿作務衣の特徴は肩の切換え部分のデザインです。

肩の切換え部分は刺し子織の藍布を張り付けてあり、

ステッチ糸は太目の赤色、ミシンの針目のピッチも極力細かく丁寧に縫いました。

両サイドにはスリットも入れてあります。

ここで一つお知らせしておかないといけないことがあります。

よく見ると分りますがワッシャ-斑が見えます。

藍綛染めは竹に通した綛を一本一本手間をかけ何回も染め重ねるという大変な作業、

職人さんが身を削って仕上げるという昔ながらの作業です。

その手間とは裏腹に濃紺に染めたそれは湿摩擦に弱く移染してしまう性質を持っています。

その対策として布の状態でワッシャ-洗濯機で丸洗しているのですが、

その時どうしてもワッシャ-斑が出ます。

まあそこまでしても色落ちします。

しかしながら洗濯を繰り返すごとにワッシャ-斑も目立たなくり良い風合いと変化していきます。

是非その点ご理解頂きたいと思います。

経年変化を楽しみ、長く愛着をもって着て頂ける拘りの逸品です。

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